1949-04-14 第5回国会 参議院 予算委員会 第12号
○國務大臣(稻垣平太郎君) 今の問題でありますが、これは無論この電氣事業全般の機構改革にも影響があることでありまするが、大体現在において、日発にもやらせますが、同時に自家発電についてもこれを考えていいと私は考えておるのであります。或いは又全然この電氣事業者ができないで、國がこれを先ず拵えて、そうしてあとでその電氣事業者に渡すということも考えていいのではないかと、かように考えております。
○國務大臣(稻垣平太郎君) 今の問題でありますが、これは無論この電氣事業全般の機構改革にも影響があることでありまするが、大体現在において、日発にもやらせますが、同時に自家発電についてもこれを考えていいと私は考えておるのであります。或いは又全然この電氣事業者ができないで、國がこれを先ず拵えて、そうしてあとでその電氣事業者に渡すということも考えていいのではないかと、かように考えております。
それから発送電、配電の事業の縣営の問題でございますが、これは日本の電氣事業をどういたしますかということと関連をいたしまする重要問題でございまして、先程もお話がございましたように、民主化委員会等の答申も出ておりますので、將來國営がいいか、縣営がいいか、私営がいいかというような点につきましては、電氣事業全般問題を採上げることにいたしておりまするので、その際檢討を進めて行くことにいたして行きたいと思つております
私共といたしましては、電氣事業全般の業務について、最優先的な事業として政府は政治的に取上げて貰いたいという希望を持つておりますが、仮に今直ちにそれが困難であるとしましても、少くとも電氣設備の復旧補修に関する点におきましては、どうしても最優先的に扱つて貰わなければならんという確信をもつております。